痩せるための運動をする前にチェックすること

痩せるための運動をする前にチェックすること

痩せるための運動をする前にチェックすること

 

歩いたり走ったり、自分に合った運動を選ぶには、その前に自分の身体についてよくチェックしておくことが必要です。

 

@持久力をチェック

 

持久力のチェックは、三分間「ややきつい」と感じる速さで歩いてみます。下の表の距離以上を歩くことができたら、肥満に合併する生活習慣病の予防に有効な運動をするための持久力をほぼ備えていると判断できます。

 

 

A筋力をチェック

 

筋力は、椅子に座ったり立ったりを10回くり返してチェックします。下を参考にしてみてください。

 

 

かかった時間が下の表の「普通」か「速い」であれば、肥満に合併する生活習慣病の予防に有効な運動をするための筋力をほぼ備えていると判断できます。

 

 

B肥満の程度をチェック

 

BMI(体脂肪蓄積度)は、肥満の程度を判定する指標です。計算をしてみて、BMIが「普通体重」の範囲でしたら通常に運動しても心配はありませんが、BMI25以上の「肥満」で生活習慣病を合併していたり、BMI35以上の重症肥満の場合は、運動療法の前に主治医や専門医の指導を受けたほうがよいでしょう。

 

 

C検査数値をチェック

 

自分の筋力、持久力、肥満度だけでなく、健康状態を無視して運動をすると逆効果になります。

 

人間ドックで検査を行い、その検査数値が「問題なし」の範囲内であれば心配はいりませんが、「条件つき」「禁止」の値にあてはまる場合には、無理な運動をすると危険です。

 

その場合はやはり、専門医や主治医の指導を受けましょう。

 

身体を動かす強さと量

 

これまで、「週二回以上、一回に20分以上運動するのが健康づくりのためには効果的」といわれてきましたが、厚生労働省は2006年、健康づくりに効果がある身体を動かす強さと量について、新たな基準を発表しました。

 

新基準によれば、ジョギングやテニスといった「運動」だけにこだわらず、歩くこと(ウォーキング)や床そうじなどの「生活活動」を含めた幅広い「身体活動」の中から、無理なくできることを選び、日々こまめに身体を動かす習慣を身につけることが大切であると示しています。

 

身体活動の強さは、「メッツ(METs Metabolic Equivalents)」という単位であらわします。座っているときはIメッツ、ウォーキング(歩行)は3メッツといったように、安静にしているときの何倍の強さであるのかを示したものです。

 

 

身体活動の量をあらわす単位は、「エクササイズ」です。メッツに時間をかけたもので、強さが3メッツの身体活動を一時間行うと3エクササイズになります。

 

これを基準にして、少なくとも4エクササイズ分の運動と生活活動とを組み合わせ、一週間の身体活動の量を卜−タルで23エクササイズにするのが、ダイエットにとっても、望ましいというものです。

 

たとえば、生活活動からは、通勤に便乗して強さ3メッツの歩行(ウォーキング)を選んで毎日一時間行えば3クササイズ、週6日で18エクササイズになります。運動からは、強さ6メッツの軽いジョギングを選んで、週末の一日だけ1時間行えば6エクササイズ。この両方を組み合わせると24エクササイズとなり、一週間で23エクササイズという基準をクリアすることができます。

 

このように、運動と生活活動の中から無理なくできることや、やりたいことを選び、それらを組み合わせてどのくらいの時間行えば一週間分の基準(23エクササイズ)に達するかを計算すればよいのです。