確実に痩せるための基本をおさえる その3

確実に痩せるための基本その3

肉は赤身を選んでハンバーグよりステーキで食べる

 

原形に近い食べものということで言うと、肉を食べるときはハンバーグよりステーキで食べたほうがいいですし、魚はフレーク状のものよりも切り身、切り身よりも丸ごと食べたほうが血糖値が上がりにくくなり、太りにくくなると言えます。

 

より原形に近い状態のほうが食べるときによく噛んで食べることになるので、それだけ食事による熱の生産量も増えます。

 

すると身体が温まりますし、満足感も一層増します。

 

そして、より代謝をアップするには、肉はできるだけ赤身を選ぶのがポイント。

 

赤身肉は、脂肪燃焼に欠かせないビタミンA(レチノール)やビタミン恥、鉄分などが豊富です。

 

なかでもアミノ酸の一種、脂肪燃焼促進成分であるL-カルニチンがたっぷり含まれています。

L-カルニチンは、馬や羊>牛豚>鶏の順に多く含まれていて、基本的には色が赤ければ赤いほど豊富です。

 

だから、鶏を選ぶ場合でも、赤色の濃い地鶏のもも肉などがおすすめ。

 

逆に、白いササミ肉には、L−カルニチンはほとんど含まれていません。

 

脂肪分が少ないのでダイエットにいいと思っている人も多いのですが、体脂肪を燃焼するほどのパワーはないので、ダイエットにはあまり役に
立だないのです。

 

L‐カルニチンは摂りたいけれど肉より魚のほうが好きという人は、マクロやカツオを。

 

刺身などで食べれば、生の酵素や良質で新鮮なオメガ3も丸ごと摂れますよ。

 

なお、できれば、1回の食事で摂るタンパク質は、肉か魚のどちらか1種類だけにしましょう。

 

肉と魚では、消化の際に適した胃の酸度に違いがあります。

 

それゆえ一緒に食べてしまうと消化不良を起こしやすくなるので、一緒に食べる際には注意が必要です。

 

食べることだって運動になる!

 

もちろん、運動はしないよりはしたほうがよいのですが、「仕事が忙しくて運動をするヒマがない」という人も、「運動は苦手。好きじゃない」という人も、まずは食べることを思いっきり楽しんでください。

 

食べるという行為は「運動」ではありませんが、1日のエネルギー消費量の約10%を占める立派な「活動」です。

 

しかも、楽しい、幸せだ、健康にいいと感じながら生活をしているだけで、血糖値が下がったり、体脂肪率が減少したり、病気のリスクが減ったりすることもわかっています。

 

また、最近では、特別な運動をするより、日常生活での活動量を増やしたほうが太りにくいこともわかってきました。

 

ふだん意識していなくても、私たちはただ重力に逆らって立つという行為をするだけで、「抗重力筋」と呼ばれるインナーマッスルを使っています。

 

「その程度ではやせないでしよう?」と思うかもしれませんが、実際、「特別な運動をしていなくても、座りっぱなしの時間が短い人のほうがやせている」、「ランニングやウォーキングをしていても、じっと座っている時間が長いと太りやすい」といった研究報告は数多くあります。

 

しかも、以前は1囗30分以上歩かないと体脂肪は燃焼されないと言われていましたが、最近になって、1日15分ほど早歩きするだけでも、メタボリックシンドロームの予防効果があることがわかってきました。1日15分だけなら、往復の通勤時間や職場内の移動でもできそうですよね。

 

もちろん、1日15分より30分、45分と増やしていくほうが効果的ですから、歩くのが好きな大は、どんどん歩いてください。

 

でも、それがつらい、面倒臭いという人は、ストレスをため込み、代謝を低下させて、むしろやせにくくなるだけ。

 

それより、楽しみながら食事をして、食べものでクンダン代謝を上げるほうが、ずっと効率的だと思いませんか?

 

ちなみに、私は大の運動オンチ。これといって運動と呼べるものはしていませんが、もっとも太っていた頃から12s以上やせた状態をずっとキープしています。ウェストサイズも変わっていません。

 

汗をかくより、食べてデトックス

 

部屋や職場のデスク周りなど、毎日きちんと整理しているつもりでも、「捨てる」ことを意識しないと、不要なものがたまっていく一方ですよね。

 

身体もそのようにできています。「必要な栄養素は取り入れる、不必要な老廃物は身体から出す」という当たり前のことをしなければ、身体のなかに毒素が徐々に溜まっていってしまうんです。

身体に溜まる毒素として、普通の代謝活動で生じる尿素、尿酸、アンモニア等の「体内毒素」と呼ばれるもののほかに、食べものと一緒に体内に入ってくる「体外毒素」というものももあるんです。

 

 私たちの生活環境には、環境ホルモンや食品添加物、有害ミネラルや放射性物質などの、ありとあらゆる「体外毒素」が多く存在していているんです。

 

たとえ有害だとはわかっていても、現代の社会で生活している以上、毒素の体内への侵入を完全に防ぐことは不可能といえます。

 

なにもせずに、体内に毒素をため込んでしまっていると、栄養の吸収がうまくいかなくなったり、代謝が低下してしまったりと、いろいろな身体の不調の原因になってしまいます。

 

つまり、日ごろから意識的にデトックスしていく週間を身に着けることが必要なのです。

 

一般的に、デトックスする方法として運動して汗をかくと毒素が排出されるといいと言われていますが、毒素の75%は便から排出され、20%は尿から排出され、汗で排出される毒素はたった全体の3%にすぎません。

 

まずは、毎日便と尿をスッキリ出すことを心がけて生活しましょう。

 

それにはやっぱり、「しっかり食べて、どんどん出す」のが一番です。

 

腸内デトックスなら、おすすめは手軽な発酵食品・漬け物です。日本人の漬け物離れはますます進んでいるようで、弁当の漬け物を残す若い人たちをよく見かけます。

 

でも、漬け物は飾りではありません。

 

「デトックス効果の高い、超優秀なサラダ」だと思って、もっと積極的に食べましょう。

 

またヽ尿をスッキリ出すには、カリウムなどのミネラルを豊富に含む果物がおすすめ。

 

果物も若い層を中心に消費量がどんどん減少している食べものの一つで、とくに男性はほとんどの人が果物不足です。

 

その理由を調査したところ、なんと「わざわざ買うのが面倒」、「皮をむくのが面倒」といった答えが多かったのです。

 

それなら、皮ごと食べられる果物やコンビニのカットフルーツを選べばいい。とにかくもっと果物を食べましょう。

 

果物はビタミンやミネラルだけでなく、デトックス効果の高い食物繊維や抗酸化物質もたっぷり含まれています。

 

とくに句の果物には、たまった毒素をどんどん排出して季節ごとの不調をリセットする働きがあるので、できるだけ食べるようにしましょう。

 

日本で生まれ育った人のデトックスには、囗本の果物が一番合っています。

 

ですので、なかでも国内産の句の果物がイチオシです。

 

豆類や納豆、キノコ類、ゴーヤ、ヨモギ、パセリ、セロリといった野菜などもデトックスに役立つ食品です。

 

私たちの身体には、細胞内を大掃除する「オートファジー」という機能が備わっているのですが、これらの食べものにはオートファジーのスイッチを強制的にオンにするポリアミンという物質や苦味成分が含まれています。

 

また、少し苦味のあるイワシやシシャモ、煮干しなど、丸ごと食べられる小魚もおすすめ。

 

小魚には元気になる、旨み成分のグルタミン酸やイノシン酸なども含まれています。

 

さらにカルシウムをはじめ、ミネラルもたっぷりなので、ぜひ普段の食生活にプラスしましょう。

 

食べ過ぎても大丈夫プチ断食で簡単リセット

 

「これまでの食生活を一気にリセットしたい」、「もっと、本能を研ぎ澄ましたい」という人には、プチ断食もおすすめです。

 

私たちの身体は、24〜48時間食べものが入ってこなくなると、「排泄モード」に切り替わります。

 

そして、細胞内の大掃除をするシステム「オートファジー」も、このときスイッチがオンになります。

 

そこで、この仕組みを利用して、m冂腸や肝臓、細胞のすみずみにいたるまで、体内を大々的にお掃除しようというのが、プチ断食です。

 

いろいろなやり方がありますが、いきなりなにも食べないのは、身体への負担も大きいもの。

 

そこで、私かおすすめしているのは、24〜48時間、お茶と水のほか、フルーツジュースや野菜ジュース、具の人つていない野菜スープだけですごすという方法です。

 

これなら、週末などを利用して、気軽にできるのではないでしょうか?

 

また、食べ過ぎた日の翌日は、「18時問プチ断食」もおすすめです。

 

これは24〜48時間プチ断食の時間を18時間と短くしたもの。

 

よく、「食べ過ぎて胃が大きくなった」などと言いますが、私たちの胃のサイズは、食べた量に応じて常に大きくなったり小さくなったりを繰り返しています。

 

食べ過ぎて大きくなったままのサイズで食べ続けていると、胄が少しでも小さくなるとお腹がすいたような気がしてしまい、自然と食べる量が増えてしまう可能性がありますし、胃も休まるヒマがありません。

 

大きくなった胃が元のサイズに戻るには、だいたい18時間くらいかかると言われています。

 

たとえば、夜の10時まで飲んだり食べたりしていたとすると、18時間後は翌日の午後4時。これくらいなら、週末でなくても、なんとかできそうですよね。

 

このように「食べ過ぎたら、すぐリセット」ができれば、胃を休めることもできて、自然に食べる量を調整することもできるでしょう。

 

そして、できれば1年に2回、春先と秋口は週末に本格的な24〜48時間断食を。

 

お腹のなかを空っぽにし、細胞のなかまで大掃除すれば、気分もスッキリ。

 

五感も研ぎ澄まされ、本能を磨くのにも役立つでしょう。